ライブチケットを購入しようとするとたまに目にする「注釈付く指定席」
注釈付き指定席とは、簡単に言うと、ステージの全体や演出の一部が見えずらい席のことです。
これらの席は、通常の指定席よりも安価で提供されることが多いです。
これだけ聞くと、イマイチって感じですよね。
そこで今回は、注釈付き指定席のメリット・デメリットやおすすめの会場をご紹介します。
また、「注釈付き指定席」とよく似た「見切れ席」「機材開放席」「注釈付きS席」の違いについても紹介します。
注釈付き指定席とは?
- 注釈付き指定席は、視界が遮られたり、距離が遠かったりする席
- 通常の指定席に比べて価格が安いことが多い
- 良い視界が得られる場合もあるが、視界が悪い場合もある
- チケットが手に入らないよりは、ライブを楽しむことができる
- 注意が必要な席である
注釈付き指定席とは、コンサートやライブイベントなどで、視界が一部遮られたり、ステージからの距離が遠かったり、機材や柱によって見通しが悪いなど、通常の指定席に比べて視覚的な制約がある席のことです。
これらの席は、通常の指定席よりも安価で販売されることが多く、幸運にも良い視界が得られる場合もありますが、視界が悪い場合もあるため、注意が必要です。それでも、チケットが手に入らないよりは、ライブを楽しむことができるでしょう。
注釈付き指定席のメリット
注釈付き指定席には、以下のようなメリットがあります。
- コストパフォーマンス:
注釈付き指定席は、通常の指定席に比べて安価であることが多いため、予算に合わせてライブを楽しむことができます。 - 独特の視点:
注釈付き指定席では、通常の席では得られない独特の視点からアーティストやステージ演出を楽しむことができます。 - 近い距離での観覧:
場合によっては、通常の指定席よりもステージに近い位置にあることがあり、アーティストとの距離を感じられる場合があります。 - 特別なサービス:
注釈付き指定席では、アーティストが特別なファンサービスを行うことがあるため、思わぬサプライズがあるかもしれません。 - 穴場としての魅力:
注釈付き指定席は、一部のファンには穴場として知られており、運が良ければ良い席が当たることもあります。
ただし、これらのメリットは必ずしもすべての注釈付き指定席で得られるわけではありません。視界が悪い席があることも覚悟しておく必要があります。
注釈付き指定席のデメリット
注釈付き指定席には、以下のようなデメリットがあります。
- 視界の制約:
注釈付き指定席は、ステージの一部や全体が見えづらいことがあるため、視界の制約を受けることがあります。 - 機材や柱による遮蔽:
ステージ横や機材エリア付近の席が注釈付き指定席となることが多く、機材や柱によって視界が遮られることがあります。 - 音質の問題:
注釈付き指定席では、スピーカー配置や音響機材の影響で音質が劣る場合があります。 - アーティストとの距離:
注釈付き指定席は、場合によってはアーティストとの距離が遠くなることがあり、ステージ全体を楽しむことが難しい場合があります。 - 満足度のばらつき:
注釈付き指定席によっては、良い席が当たることもありますが、運によっては満足度が低い席になる可能性もあります。
これらのデメリットを考慮して、注釈付き指定席を選ぶ際は注意が必要です。しかし、チケットが手に入らないよりは、ライブを楽しむことができるでしょう。
注釈付き指定席からの見え方
注釈付き指定席は、通常の指定席に比べて視界が悪い場合がある席です。見え方は会場やステージの構造、座席の位置によって異なりますが、以下のような状況が考えられます。
- ステージの一部が見えづらい:
ステージの構造や演出によっては、注釈付き指定席からは一部のアーティストや演出が見えづらくなることがあります。これは、席がステージから遠かったり、角度が悪かったりする場合が多いです。 - 視界を遮るものがある:
場合によっては、スピーカーや照明機材、カメラクレーンなどが視界を遮ることがあります。これにより、ステージ全体やアーティストが見えづらくなることがあります。 - 高さによる制限:
座席の高さが低い場合や、ステージが高い場合、視界が制限されることがあります。また、周囲の観客の頭や手が視界を遮ることがあるため、ステージが見えづらくなる可能性があります。 - 側面からの視界:
注釈付き指定席がステージの側面に位置する場合、ステージ全体が見渡せず、アーティストや演出が見えづらくなることがあります。
注釈付き指定席を購入する際には、事前に座席表や過去のライブの感想を調べることで、視界の状況を把握することができます。また、視界が悪くても音楽や雰囲気を楽しむことができるので、心構えを整えてライブに臨むことが大切です。
注釈付き指定席がおすすめの会場
注釈付き指定席がおすすめの会場は、以下のような特徴を持つものです。
- ステージ構成が工夫されている:
複数のステージや花道が設置されている場合、注釈付き指定席でもアーティストとの距離が近くなることがあります。 - 観客席とステージの高低差が小さい:
高低差が小さい会場では、後方や横方向からでもステージ全体が見やすい場合があります。 - スクリーンや映像演出が充実している:
大型スクリーンや映像演出が充実している会場では、注釈付き指定席でも迫力ある演出を楽しむことができます。
以下は、注釈付き指定席がおすすめとされる主要なライブ会場の例です。
- 東京ドーム
(⇒東京ドームの注釈付き指定席の感想まとめはコチラ) - さいたまスーパーアリーナ
(⇒さいたまスーパーアリーナの注釈付き指定席の感想まとめはコチラ) - 大阪城ホール
(⇒大阪城ホールの注釈付き指定席の感想まとめはコチラ) - 京セラドーム大阪
(⇒京セラドーム大阪の注釈付き指定席の感想まとめはコチラ) - 横浜アリーナ
(⇒横浜アリーナの注釈付き指定席の感想まとめはコチラ) - 日本武道館
(⇒日本武道館の注釈付き指定席の感想まとめはコチラ)
注釈付き指定席、見切れ席、機材開放席、注釈付きS席の特徴と選び方
注釈付き指定席とよく似たモノで見切れ席、機材開放席、注釈付きS席があります。
それぞれの特徴と選び方を紹介します。
注釈付き指定席
注釈付き指定席は、特定の条件や制限がある座席です。
例えば、視界が部分的に遮られたり、柱があったりする場合があります。このタイプの席は、通常の指定席よりも安価に提供されることがあります。予算を抑えつつ、劇場やコンサートの雰囲気を楽しみたい方におすすめです。
見切れ席
見切れ席は、視界が一部または完全に遮られる座席を指します。
舞台の端が見えなかったり、観客の頭が邪魔になったりする場合があります。見切れ席は通常の座席よりも安価に提供されることが多く、雰囲気を楽しみたいお客様に選択されることがあります。
機材開放席
機材開放席は、通常は音響や照明などの機材が配置される場所にある座席です。
機材が不要な場合にお客様に提供されます。機材開放席は通常の座席よりも安価で提供されることがありますが、視界が遮られることもあります。機材の位置や視界を確認してから購入することがおすすめです。
注釈付きS席
注釈付きS席は、通常のS席よりも安価に提供されるものの、特定の条件や制限がある座席です。
視界が部分的に遮られたり、音響効果が悪かったりする場合があります。購入前に条件や制限を確認し、自分に合った席を選ぶことが重要です。
注釈付き指定席、見切れ席、機材開放席、注釈付きS席の比較
注釈付き指定席、見切れ席、機材開放席、および注釈付きS席の4つの座席を各ポイントごとに比較しました。
- 価格:通常、注釈付き指定席、見切れ席、および機材開放席は、通常の指定席やS席よりも安価に提供されます。注釈付きS席は通常のS席よりも安価ですが、他の3つの席よりは高価な場合があります。
- 視界:見切れ席は視界が一部または完全に遮られる特徴があります。一方、注釈付き指定席と注釈付きS席は視界が部分的に遮られる場合があります。機材開放席は、機材の配置によって視界が遮られることがあります。
- 音響:機材開放席は音響や照明機材が近くにあるため、音響効果が影響を受ける可能性があります。注釈付きS席は音響効果が悪い場合がありますが、それ以外の席の音響効果は通常問題ありません。
- 場所:注釈付き指定席は、通常の指定席エリア内に位置しますが、視界に制限がある場合があります。見切れ席は舞台の端や観客の頭が視界に入る位置にあります。機材開放席は、音響や照明機材が設置される場所に位置します。注釈付きS席は、S席エリアに位置しますが、視界や音響に制限がある場合があります。
これらの違いを理解し、自分のニーズや予算に合った座席を選ぶことが重要です。価格、視界、音響効果、および場所を考慮して、最適な座席を選びましょう。
コンサートなどの注釈付き指定席は他のチケットよりも当たりやすい?
「注釈付きチケットは当たりやすい」ってウワサもありますが、他のチケットより当たりやすいかどうかは一概には言い切れません。その理由は以下の通りです。
- コンサートやイベントの規模や人気度によって、チケット全体の需要が変動します。人気のあるイベントでは、一般席も注釈付き指定席も競争率が高くなることが予想されます。
- 注釈付き指定席の数は、会場やイベントによって異なります。そのため、席数によっては、一般席と比較して競争率が低くなる可能性があります。ただし、これはイベントや会場の状況によって大きく異なります。
結論として、注釈付き指定席が他のチケットより当たりやすいかどうかは、イベントや会場の状況、席数、需要などによって変わります。また、注釈付き指定席は特定の条件を満たす人々のために設けられているため、条件を満たさない場合は他の席を利用しましょう。
注釈付きチケット購入時の注意点と購入方法
注釈付きチケットの購入時の注意点と購入方法について解説します。
注釈付きチケット購入時の注意点
注釈付き指定席を購入する際に注意すべき点は以下の通りです。
- 座席の位置や視界:
注釈付き指定席は、通常の指定席に比べて視界が悪い場合があります。ステージの構造や会場の形状によっては、一部の演出やアーティストが見えづらいことがあるため、事前に座席表や過去のライブの感想を調べておくことがおすすめです。 - 音響効果:
注釈付き指定席は、スピーカーや機材が近くにある場合があります。そのため、音が聞き取りにくかったり、機材音が気になることがあるかもしれません。音響効果にこだわりがある場合は、他の席を検討することも検討してください。 - 価格:
注釈付き指定席は、通常の指定席に比べて価格が安い場合がありますが、必ずしも安いとは限りません。また、転売市場で購入する場合は、価格が高騰することがあるため、予算内で購入できるかどうかを確認しておくことが重要です。 - 購入時の注意:
チケットを購入する際には、公式チャンネルや信頼できるサイトから購入しましょう。転売サイトやオークションサイトで購入する場合は、詐欺や偽造チケットのリスクがあるため、慎重に取引を行ってください。 - 当日の対応:
注釈付き指定席を購入した場合、当日会場で座席に不満があるかもしれません。しかし、チケットは基本的に交換や返品ができないため、事前に調べた上で購入することが大切です。また、ライブを楽しむための心構えも大切です。
注釈付き指定席を購入する際には、これらの注意点を押さえておくことで、ライブをより楽しむことができるでしょう。
注釈付き指定席の買い方
注釈付き指定席の購入方法は、通常のチケットと同様に以下の方法で手に入れることができます。
- 公式チケットサイト
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アーティストやライブイベントの公式サイト、または公式に指定されたチケット販売サイトで、発売日時に購入できます。予約や先行販売の情報も公式サイトで確認できます。
- チケットぴあ、イープラス、ローソンチケットなどの大手チケット販売サイト
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各チケット販売サイトで、指定席や注釈付き指定席のチケットを購入できます。先行販売や一般販売の日程に合わせて、指定席を選択し購入してください。
- コンビニエンスストア
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ローソン、ファミリーマート、セブン-イレブンなどのコンビニエンスストアで、マルチコピー機を利用してチケットを購入することができます。発売日時に合わせて、店舗に行って購入しましょう。
- 当日券
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ライブ当日に会場で販売されるチケットです。売り切れやキャンセルが出た場合に限り、当日券が発売されることがあります。しかし、当日券の発売は確実ではないため、事前に公式サイトなどで情報を確認しておくことが重要です。
注釈付き指定席は、通常の指定席と同じように購入できますが、座席の状況や会場によっては視界が悪いことがあるため、事前に情報を確認しておくことがおすすめです。
まとめ
大型ライブ会場での注釈付き指定席は、視界が悪い場所もありますが、予想より良い席が取れることもあるため、チケットが手に入らない場合には検討する価値があります。購入時には、座席の位置や視界、音響効果、価格などに注意し、公式チャンネルや信頼できるサイトから購入することがおすすめです。また、事前に座席表や過去のライブの感想を調べることで、より楽しむことができるでしょう。注意点を押さえておけば、注釈付き指定席でもライブを満喫してくださいね。
劇場やコンサート会場でのパフォーマンスを楽しむ際、座席選びは重要な要素です。
今回は、注釈付き指定席、見切れ席、機材開放席、および注釈付きS席という、さまざまな座席の特徴と選び方について解説します。